貴金属について 買取り後の行方や刻印など知ってみよう

買取出来る貴金属の種類について

金やプラチナについて本物かイミテーションの刻印や買取り後の行方、どうして貴金属の買取り店が増えたかなど貴金属買取について詳しく説明します。売りに行くときのチェックポイントを知って安心してお売りください。

その貴金属が本物かどうか調べてみよう!

金やプラチナまたはシルバーには独特の刻印が押されています。
その刻印をみて本物かどうか調べてみる方法が一番調べられている方法です。
それでは押されている刻印についてお知らせします。

金の刻印

純金 999.9 K24 純金又は999.9と刻印されているものは金100%と言う意味で一般に言われている純金です。
K22 917 金の含有量が91.7%と言う意味で8.3%がほかの金属が含まれています。
K20 835 こちらも数字通り83.5%が金で16.5%がほかの金属が含まれています。
K18 750 ジュエリーでよく使われている18金と言われているもので75%が金です。
K14 585 最近の金高騰で金の価格が高いため含有率の低い14金が出回っています。
K10 417 こちらも金高騰で金の価格が高いため含有率の低い41.5%含有の14金が出回っています。

いかがですか?金にもいろいろな種類があります。
この刻印を見るだけでも本物かどうか?90%以上の確率で判断できます。
のこりの10%は異質な刻印が出回っているので注意が必要です、しかし当店では見積もりは無料ですので、「これ本物?」にお答えしますのでご安心ください。
それでは金ではない刻印の種類をお知らせします。

買取出来ない金の刻印

GP こちらはGOLD PLATEDの略でK24GPならば24金メッキと言う意味です、よく金の杯で見られます。
GF こちらはGOLD FILLEDの略でK24GFならば24金張りで薄く金張りされていますという意味です。
GEP こちらはGOLD ELECTRO PLATEDの略で電気メッキと言う意味でよく時計の刻印で見受けられます。

※ 上記のGP・GF・GEPなどのメッキや金張り商品は買取出来ないことが多く買取できてもかなり安い買取金額となります。

プラチナの刻印

白金 999.9 1000 コチラの刻印はプラチナ純度100%と言う意味
Pt900 Pt950 Pt850 こちらはPtのあとの数字がプラチナの純度を表しておます。900が純度90%、850が純度85%と言う意味合いです
Pm Pm850 こちらのPm刻印は昔のプラチナの刻印でよく使われていました、Pm850の後の数字は純度になります。Pmだけの刻印の場合もあります。

シルバーの刻印

純銀 1000 コチラはじゅんど100%のシルバーの意味合いです。
925 コチラの刻印はシルバージュエリーに良く使われる刻印で92.5%が銀と言う意味合いです。
SILVER こちらの刻印はシルバーと言う意味合いでもありますが、純度刻印が無い場合無垢の銀であるかどうかは不明です。なので買取りが不成立になる恐れがあります。

その他の貴金属真贋方法

刻印を見る以外に他に調べる方法もあります。
それは強力な磁石を使った方法です。金やプラチナやシルバーの純度の高い物は磁石に引っ付きません。
しかしイミテーションですと引っ付くものが多い傾向にあります。
これはイミテーションは磁石に引っ付く性質の鉱物で作られていることが多いからでしょう。
銅や真鍮も引っ付きませんので100%真贋出来るわけではありませんが一つの方法として覚えておきましょう!

なぜ貴金属の買取店が増えたのか?

貴金属買取店舗が激増

ここ最近どの道を通っても貴金属もしくはブランド買取ますの看板の店舗が増えたのはみなさんよく見かけると思います。金の相場が高騰しつづけて2000年ころの価格から約4倍の値段に膨れ上がり、売りたい人の需要が増え商機があると判断した中大手企業や個人店が次々に店を回転させました。しかしここ最近では落ち着きを見せ、金を売る方の数が圧倒的に減り店をたたむ会社もあります。当店では古くから営業し高価買取店として地域に密着した営業でいまだに貴金属の買取りのご来店は多いです。どこの企業も儲かると判断し店を出すのですがなかなかそううまくはいかないものです。

買取された貴金属はどこへ行くのか?

買取りされた金

買取店で買取りされた貴金属のほとんどはいったん溶かされてしまいます。
なぜせっかくの指輪やネックレスをすぐ溶かしてしまうのか疑問に思っている方も多いと思います、その答えは「売れないから」です。もちろん最近のデザインのものやブランド品ならば溶かさずそのもの自体を売買しますが、10年前の古い物は時代遅れなデザインですので溶かして次の商品や金塊の塊にした方が早く効率が良いからです。
溶かされた後は、ジュエリー、工業製品、金塊、工芸品などに生まれかわります。

貴金属を売るときは

本人確認に使う証明書

貴金属を売買するときは、本人確認の証明となる
運転免許証・保険証・パスポート・外国人証明書のどれかが必要となります。
これは決められてたことなのでどの店でも同じです。
もしあなたのお家から何か盗まれたとして、泥棒が買取り店に売りに行き本人確認できなかったら捕まえることが出来ないですよね?
このように犯罪面や税制面で必要なこととなっています。